冷凍うどんで人生変わった話|料理ができない一人暮らしのリアル脱出法

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冷凍うどんで人生変わったって、本気で思った日

料理ができなくてもコンビニと冷凍食品さえあれば生きていける私の冷蔵庫の中は水とコンビニサラダと調味料のみ。

そんな時、アポなしでやってきた友達がお腹がすいたと言うので冷凍庫をのぞくと冷凍うどん1個と冷凍ホウレンソウが少々。いつもならこのうどんに麺つゆかけて終わりだけど、さすがにみすぼらしいので思いつくまま作ってみた。

耐熱ボウルに冷凍うどん、麺つゆ、冷凍ほうれん草、をぶっこんでチン。ネギが無いので冷蔵庫にあったコンビニサラダの玉ねぎスライスとゆで卵とシーチキンを上にのせ、弁当についていた味のリをちぎって出した。

「すごいっ、料理できるんだ!?お店っぽい」と感動されて、えっ、これを料理って言っていいんだぁ、と小さな自信が出て、それ以来料理を作るようなった。

だから、冷凍うどんで、人生ちょっと変わった。

目次

料理ができると言える基準は?

一人暮らしを始めると、急に「料理できないとヤバい説」が浮上する。でも、料理ができると言える基準は?

  • 米が炊ければOK?
  • カレー作れたら合格?
  • 揚げ物マスターは神?

そんな基準、実はない。目玉焼きも料理、うどんを茹でるだけでも料理、レタスをちぎるのも料理、一人暮らしだからこそ、自分基準でOKなのだ。

できない理由は人それぞれ

料理ができない人って、実は同じ理由でつまずいてることが多い。思い当たるフシがある人、安心してほしい。

材料が多すぎると、脳がフリーズする

レシピを見て「材料6つ」って書いてあるだけで、もうキツい。玉ねぎ・じゃがいも・にんじん・ピーマン・ブロッコリー・鶏もも・調味料A・B・C……はい無理。

買い物リストを作っても、途中で「これ前に買ったっけ?」と混乱、「玉ねぎの中サイズってどれ?」「鶏もも肉の100gちょうどが無い」…やっと買い物して帰ったら、「あ、マッシュルーム買うの忘れた…」と脳がフリーズ。

「調味料:しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ1」…はい、みりんがない。終わった。

結局その日は冷凍うどんに逃げた。…それ正解だったかもしれない。材料が多い=おいしい料理、じゃなくて、材料が多い=料理が始まる前に疲れて終わる、ってこと。初心者は材料3つ以内で初めてみよう。

失敗すると立ち直れない

材料は全てそろえ、レシピで手順をしっかり確認し、調味料も正確に計り…ばっちりのはずが、なぜかマズイ!この料理自体がマズイのか、それとも何か間違えたか?さっぱりわからない。そして心が地味に折れる。

これなら冷凍ピラフの方が良かったかも…と落ち込みながら、使った鍋や調理器具や食器を洗うあの時間が一番つらい。

料理ができないって、つまり「失敗エピソードを量産してきた人」と言い換えてもいい。ここで、私や友人たちが一人暮らしでやらかした笑っていい失敗をいくつか紹介したい。

思わず「あるある!」料理失敗エピソード集

塩加減がわからず、しょっぱ地獄に

レシピには「塩 少々」と書いてあった。少々ってどのくらい?って思いながら、気合いで3振り。味見したら、喉がギュッてなるほどしょっぱい。

水を足したら味がボケて、しょうゆを足したら塩辛くなって、最後はよくわからない液体になった。それでも「塩は敵」という教訓だけはしっかり残った。

パスタをくっつけたままかたまり料理に

沸騰してないお湯に乾麺を入れて放置したら、パスタが団結してひとかたまりに。ほぐそうとしても全然バラけず、フライパンの上で焼きそばみたいになった。

ケチャップとチーズを乗せてごまかしたけど、噛むとモチモチ通り越してゴム感。パスタって自由すぎて、難しい食べ物だと思った。

中まで火が通ってなくて涙目

焼き鳥っぽいものを作ろうとして、串に刺して焼いたまでは完璧。表面はこんがり、いい匂い。…でも中がピンクだった。レンジで温め直したけど、今度はカッチカチに。「火を通す」って、意外と高度な技術だったんだと知る。

卵をレンジでチンして爆発させた

朝ごはんに温泉卵が食べたくて、卵をそのまま電子レンジに入れて加熱。…3秒後に「バンッ!」って爆発して、レンジの中が卵風呂に。片付けながら泣いた。

炊き込みご飯がべちょべちょに

いつもの水の量で、炊き込みご飯の素を入れて焚いたらべちょべちょに。炊き込みご飯の素のパッケージを見たら、水分はいつもより少なくって書いてあるじゃん。

こういう、地味にショックな失敗が、料理嫌い・料理できないきっかけになる。

【レベル別】料理できない人のうまくいくレシピ

レベル0:包丁なし!洗い物も少ない系

料理に慣れていない人にとって、包丁とまな板の出番はストレスのもと。だからこそ、最初は「切らなくていい」「洗い物も少ない」レシピから始めるのが正解。

  • レタスをちぎりシーチキンをのせてドレッシングをかけたらサラダ
  • 豆腐にネギ(カットしてあるもの)をのせてポン酢をかけたらヤッコ
  • もやしをチンしてごま油と醤油とラー油をたらして中華
  • 市販のカット野菜+ウインナー+スープの素+水を耐熱ボウルに入れてチンすればポトフ

これ全部、お料理です!まずは切らない・火を使わなくていい料理からはじめるのがおすすめ。

そして、ぜひ活用したいのが冷凍野菜。冷凍庫にストックしておけば、切る必要も下茹でもいらず、パラパラと入れるだけで栄養価アップ。

代表的な冷凍野菜はこんな感じ:

  • ブロッコリー
  • ほうれん草
  • カットネギ
  • カットオクラ
  • ミックスベジタブル(にんじん・コーン・グリーンピース)
  • インゲン
  • 和風野菜ミックス(ごぼう・にんじん・れんこんなど)
  • 揚げナス

これらは冷凍のままサラダやスープ、炒め物に入れられるから超便利。しかも栄養価は意外と高くて、急速冷凍されているぶん、ビタミンもきちんと残っている。

包丁を使わずにここまでできるなら、料理って案外ハードル低いかもと思えるはず。

レベル1:炒め物マスターへの第一歩

炒め物って、手間がかかると思われがちだけど、実は「切って焼くだけ」の代表格。初心者が最初に覚えるのにぴったりなレシピの宝庫。たとえば、豚こま+もやし+焼肉のタレ。これだけで、ボリューム満点のおかずが完成。洗い物もフライパンひとつ。

炒め物を美味しくする最大のコツは、味付けを“タレ任せ”にすること。焼肉のタレだけでも、スーパーに行けばびっくりするほど種類がある。

  • ニンニク醤油味
  • レモン塩味
  • ゴマ味噌味
  • キムチ味

このタレのレパートリーを2〜3本そろえるだけで、料理スキルが爆上がりしたような錯覚に。毎回違う味になるから飽きないし、「ちゃんと作った感」も出る。

炒め物は奥が深いけど、入り口は超シンプル。食材も少なくて済むし、失敗してもリカバリがききやすいのが魅力。

レベル2:炊飯器で全部済ます作戦

「炒めるのすら面倒…でもおいしいご飯が食べたい!」そんな日に活躍するのが、炊飯器1台で完結するズボラ飯。

一番簡単で確実なのは炊き込みご飯の素を使う方法。具も味もすべて入っていて、洗ったお米と一緒に炊飯器に入れてスイッチオンするだけ。和風、洋風、中華風、きのこ、鶏ごぼう、鮭バターなど種類も豊富で、飽きずに楽しめる。

さらに応用としておすすめなのが、缶詰を汁ごと入れる炊き込みご飯。味付きの缶詰なら、調味料いらずでうま味たっぷり。

たとえば:

  • いかの醤油煮缶+米+しょうがチューブ少し → イカご飯
  • ツナ缶+和風だし+にんじん → ツナ炊き込み
  • サバ味噌缶+米+ネギ → サバ味噌ご飯(意外と合う)

そして、ちょっとだけ手間をかけて料理してる感を味わいたい人にはこれ:

  • 米+鶏肉+にんにく+ケチャップ → 炊き込み風チキンライス

ケチャップの甘みとにんにくの香りで、炊き上がりの部屋がいい匂いに包まれる。炊飯器を開けたときの「うまそう…!」という幸福感は、なかなかクセになる。

洗い物は内釜としゃもじだけ。それで満足度の高い1品ができるなら、これほどコスパの良い料理はないかもしれない。

できる風に見せる裏技いろいろ

料理できない人の知恵袋。それは「できるように見せかける技術」だ。

皿を変えるとプロ感が出る

「同じウインナーでも、皿を変えるだけで美味しそうに見える」これ、ガチです。実際、料理上手な人ほど盛り付けと器の選び方にこだわってます。

たとえば:

  • 白い平皿 → パスタ・炒め物・ワンプレート系が映える。とりあえず万能。
  • 黒いプレート皿 → 焼き魚・照り焼き・餃子など、色が映える茶色系料理に最適。
  • 木のプレート → トースト・ホットサンド・朝食っぽいメニューとの相性抜群。
  • 小さめの深皿 → スープ・カレー・丼物におすすめ。ごちゃつきがちな料理が引き締まって見える。
  • ガラスの小鉢 → 冷ややっこ・サラダ・酢の物など、さっぱり系の副菜が涼しげに。

おしゃれ=高い食器をそろえることじゃない。料理に合った皿に盛るだけで、見た目の完成度が驚くほどアップする。

しかも、写真を撮ったときに明らかに違う。「映える」って、皿の力だったんだな…と気づくはず。料理の味は変わらなくても、「なんか上手っぽく見える」ことが、継続のモチベーションにもなる。

トッピングを1個だけ足す

  • ごま
  • 海苔
  • 半熟卵(コンビニのやつ)

料理できる人感は、こういう小物で作られる。

自炊=健康で偉いは幻想だった話

「やっぱり自炊が一番健康だよね」ってよく言われるけど、それって本当にそうだろうか?もちろん、自炊なら食材や味付けをコントロールできるという利点はある。でも現実はどうかというと、「忙しい日の自炊」はかなり偏った内容になりがちだ。

たとえばインスタントラーメン。自宅で袋麺をゆでて食べる場合、こんな流れになることが多い:

  • 麺だけゆでて食べる → 完全に糖質オンリー
  • 野菜を入れるつもりだったけど面倒でやめた → 無計画な炭水化物摂取
  • 卵だけ落として「栄養バランスOK」と思い込む → タンパク質は取れるけどビタミンは不足

実際、袋麺(味噌ラーメン1食分)の栄養成分を見てみると、

  • カロリー:400〜500kcal前後
  • タンパク質:約9g
  • 脂質:約20g
  • ビタミンA・C・食物繊維:ほぼゼロ

つまり、「お腹は膨れるけど、体は満たされない」のが袋麺単品というわけ。一方で、外食のラーメン店を見てみると、意外にも野菜が入っていたり、栄養面で気を使っていることもある。

外食ラーメン、意外と侮れない

日高屋の「野菜たっぷりタンメン」
・カロリー:510kcal
・食物繊維:4.8g
・野菜使用量:約175g(1日に必要な野菜の1/2)

リンガーハットの「長崎ちゃんぽん(麺少なめ)」
・カロリー:487kcal
・野菜使用量:約255g(1日推奨量の100%以上)

栄養バランスだけを見れば、下手な一人暮らしの袋麺よりも、外食の方がしっかりしていることもある。もちろん、塩分は多めだけど、それは自炊でもラーメンなら同じ。

そして、なにより大事なのは、無理せず続けられるかだ。自炊しなきゃと思い込んで袋麺を1週間食べ続けるくらいなら、週に1回外でちゃんぽん食べた方がマシかもしれない。

 外食・中食を料理の仲間にしよう

料理できないからって、毎日が外食でも気に病む必要はない。むしろ「料理できない人ほど、選び方がうまくなる」という説すらある。

コンビニは半調理キット売り場と考える

  • サラダ+缶詰のツナで即席和え物
  • 鶏の唐揚げを刻んで、ごはんと一緒にタレをかければ親子丼もどき
  • パックごはん+レトルト味噌汁でもなんか整ってる感
  • コンビニやスーパーの惣菜も、ちょい足しすれば自炊風になる

料理は、全部イチからやることじゃない。ちょっとだけ手を加えることで、ちゃんと自分の食卓になる。

まとめ|料理ができないままでいい。でも、できたらちょっと嬉しいかも

料理ができないのは、恥ずかしいことじゃない。やってこなかっただけで、やれば案外できるものだったりする。最初から完璧を目指さなくていいし、毎日やらなくていい。

料理って、たしかにめんどくさいし、正直失敗も多い。でも、ふとした瞬間に「あ、自分ってちゃんと生きてるな」と感じられるのが不思議だ。

例えば、誰かに「これ美味しいね」と言われたとき。たとえレトルトを盛っただけでも、自分が用意したごはんを「いいね」と言われると、それだけで救われることがある。

一人暮らしって、誰にも怒られないかわりに、誰にも褒められない。だからこそ、たった1品作れただけで「えらいじゃん自分」って思えたら、ちょっと救われる。

冷凍うどんでも、いいじゃないか。それが、あなたの料理できた記念日になるかもしれないから。

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