子供の一人暮らし仕送りはどれくらい?平均額や足りないときはどうする

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子供が大学に進学し、実家を離れて一人暮らしを始めるとき、学費とは別に生活費の仕送りが必要になります。

親としては少しでも多く仕送りしてあげたいでしょう、かといって兄弟がいる家庭は

実家の生活費もかなりかかるでしょうから、なかなか厳しいものがあります。

そこで今回は、子供が一人暮らしを始めるときどれくらい仕送りが必要なのか調べてみました。

目次

仕送りの平均額っていくらなの?

全国大学生活協同組合の調べでは、最近の仕送りの平均は学費を含めない額で
7万円ぐらいと言うことです。

内訳は

食費    3万円
水道光熱費 1万円
通信費   1万円
教養娯楽費 1万円
消耗品費  1万円

です。

それにプラスで

家賃が  5~8万円

最近の学生向けの部屋は、昭和の頃にあったような共同トイレで部屋は6畳一間というようなアパートはほとんどありません。

比較的キレイで自由な空間が保証される部屋ともなると、家賃額は5万円~8万円位にもなります。

さらに子供が女の子の場合などで、オートロックや防犯カメラなどが付いた

セキュリティ面が強化の物件になると、さらに数万円は高くなります。

これらをざっと計算しても12万円~と言うことになります。

アルバイトをし、奨学金を借りても、いずれも一ヶ月2~3万円というのが相場なので

やはり7万円ぐらいは仕送りしないといけなくなります。

また全国大学生活協同組合の発表によると、

2001年から2018年までの間で、毎月10万円以上仕送りしてもらってた子供が50パーセントに減り、5万円以下や仕送り無しの子供が2倍以上に増えているということです。

それは国公立も私立も、年々大学の授業料が高くなっていってるので

親としても仕送りの額を減らさざるを得ないという事情があるのです。

仕送りが足りないときはどうしたらいいの?

そんな場合は学資保険や金融機関の学資ローンなどを活用するのもいいと思います。

それには事前に家族で話し合い、準備と計画を立てておくことが大切になります。

あと仕送りで不足した家賃や生活費を子供自らが捻出する場合は、アルバイトをしたり奨学金を借りたりが必要です。

その奨学金ですが日本学生支援機構が定めるもので第一種奨学金と第二種奨学金があります。

第一種奨学金は無利子で借りれますが、その代わり審査基準が厳しいので、借りるなら申請書類作成など早めに準備しておきましょう。

第二種奨学金は有利子なので比較的審査は通りやすいです。

あとは子供が自炊するなかで食費を切り詰めたり、いろいろやりくりしてみることです。

食費の節約には、実家からお米や野菜あとはインスタント食品や缶詰などの保存の利く食品を送ってもらうと、それだけでもかなり違います。

他に子供の出来ることとしては、賄い付きのアルバイトをしたら食費も押さえられますね。

今では誰でも当たり前に使っているスマホ、これを格安スマホに乗り換えたり、

実家の親兄弟と通信量を分け合えるシェアパックや、家族割りなどを利用し、少しでも安くなる方法を考えて見るのもいいと思います。

子供の一人暮らし、仕送りはどれくらい?まとめ

一人暮らしの子供への仕送りは月に7万円が平均額です。

親としても子供としても、仕送りは多い方がいいですが、簡単に多くの仕送りを出来ない親も少なくはないでしょう。

一人暮らしの大学生は、ほとんどが親からの仕送りに頼っています。

それは各種調査からでもわかります。

中でも家賃の負担がキツく、一人暮らしの大学生の生活を圧迫していると言うことが分かりました。

だからといって大学生の生活費が不足すると、生活の質の低下や、学業にも悪影響を与えかねません。

親も子供も、大学進学にかかる費用、またその捻出方法については、事前に十分話し合いをし学生生活が実りあるものになるようにしましょう。

今回紹介した数字はあくまでも目安です。

なにより大切なことは、親として子供に安全で満足のいく学生生活を送らせてあげれるようにしてあげたいものですね。

そして、子供には大学の4年間で学問だけでなく、部活やアルバイトなどいろいろな経験をしながら大人になっていってもらいたいものですね。
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